・肩幅合わない
・袖がきつい
・お洋服選びのポイント

お洋服について多くご質問いただくのが、この3つ。。。
私がセミナーやお悩み相談でお話する内容も、この3つに絞ってお話させていただいております。

人は、見かけで判断されます。
そして、します。

初めてお会いする方は特に、お召しになられている洋服雰囲気や着こなし方で
90%が印象付けられてしますのです。

だから、装うことは大切なのです。

何を着るか、ではなく、きちんと着る。
特にお仕事をされている方はもっとも大切なポイントだと思います。

この3つの質問の答えは、一言でいうと既製服では難しいです。

そもそも既製服のサイズはバストサイズから割り出した基本体型を元に、サイズ展開されています。

例えば、
5号 バスト77cm ウエスト61cm 背丈38cm
7号 バスト80cm ウエスト64cm 背丈38cm
9号 バスト83cm ウエスト67cm 背丈38cm

というように、メーカーによって数字は異なってはいますが、バストが大きい方もいらっしゃれば、ヒップが大きい方もいらっしゃいます。
というか、基本体型の方はほとんどいらっしゃいません。

最も重要なのは、ウエストの位置!
サイズではなくて、その方の身長に対して、どこにあるか。コレ大事!

そして問題の肩幅。
いかり肩、なで肩、半身体、屈身体(猫背、姿勢良)

ジャケットの後ろ姿で、肩甲骨あたりに出ている斜めの月しわは、肩傾斜が合っていないということ。

肩線が後ろにいってしまっているのはバストサイズが合わず、後ろに、引っ張られていること。
日本人は農耕民族のなごりで、前肩(肩の骨が前に出ている骨格)の方が多いです。

袖がきついと感じるのは、袖幅が合っていないということ。
もっと専門的にいうと、袖幅と肩山の長さの関係。
既製服はバストのサイズで袖幅も決まってしまうのです。

よく見かけるのは、女性アナウンサーのジャケットの袖が、パンパンで美しくないしわができてしまっていること。
最近のレディースのジャケットは袖が細い方がすっきり見えるのでかなり細め。
しかし、袖のパンパンじわは、とっても醜い。
どうにかしてあげたい!といつも思うのです。

昔、スポーツをされていた方に多く見られるのが、二の腕がしっかりされていて、肩幅よりも二の腕のほうが出ている方。
そしてなで肩となれば、なかなかジャケットがうまく着こなせない。
というお悩みも多くいただきます。

薄めの肩パットで肩先をしっかり作ってあげれば、カッコよく、美しくなります。

では、既製服で肩幅や袖幅が合わずワンサイズ大きく(小さく)してしまうと、全体のサイズが変わってきて、なんとなく借りてきた衣装のように見えてしまいますよね。

最近の既製服はよく研究されいて、誰が着ても綺麗に見えるようになっていますが、そもそも出来上がっているお洋服い体を合わせることは無理なこと。

となると服を補正するしかないですよね。
お洋服の中は、いろんな技術が隠されていて、ほどくと多くの作業が詰まっています。

着心地は体型と運動量との関係。
そんなことを知っている、知識と経験、技術のあるお店に、補正をお願いすることをお勧めします。

お洋服選びのポイントは、
自分を知り、TPOに合わせてファッションマナーを守ったお洋服をきちんと選ぶこと。
そして、人は後ろ姿を見られています。
そんな事をきちんと教えてくれるアドバイザーを選ぶこと。